ある作家が、その特異な世界観と文体を用いて新作の執筆に入った。
その作家は、「ビジュアル化不可能」もしくは「ビジュアル化に不向き」との烙印を押されている作家でもある。
奇しくもその新作は、「ビジュアル化」を前提とした物語である。
可能性を探すことは希望でもある。しかも、それがビジュアル化へのハードルの高いと言われる作家の「書きおろしのオリジナル」であれば尚更である。
そこで作家はビジュアル化を頭に入れて、作家のファンならお馴染みの「ある」モチーフで何本か新作を書き下ろした。
同一モチーフのまったく別のストーリー。
...その1本は舞台に、そして別の1本は映画に...